2011年12月30日

『巨人族の逆襲』第11回:その2

ネタバレ注意!
このレポートは「シルヴァー・クロークス戦記 巨人族の逆襲」を遊んだものです。
まだ遊んでない方はこの先はお読みにならないほうがよいと思われます。


























(オーケストラ)
北への準備は瞬く間に進み、ミルタは山ほど儀式と薬を買い込み、
共有資金から出そうかとの申し出を「あらいいわよこれくらい、おほほほほ」と
嫌に機嫌よく断り(後半は幻聴だった気もするが)、ファントム・スティードまで用意して、
一日後には我らは極寒の町、北のフロストサムに立っていた。

フロストサムは氷雪に閉ざされた港町で長い橋で東の島部と
西の大陸部に分かれている。イグルーやユグーの間は凍土でおおわれ、
東の島部への橋の横には大きな氷山がいくつも浮かぶ。
ファントムスティードの幻の蹄でなければこの雪や凍土を
越えて走るのは困難だったろう。
聞くところによれば、フロストスパイアにある元素界との門を潜って
時おり巨人や精霊に襲われる。その度に避難や撃退を繰り返し、
それでもここに住むものもいるのだ。

そして、我らが到着したその折しも。大きな丸木船二艘に乗った
フロストジャイアントの一団が、沖合いから村を襲撃しようと
していた。



(ミルタ)
 アージェントを発ってしまえば、行先は辺境の漁村。その先には宝の山があろうとはいえ、そのあとどれだけ物要りになるか知れたものではない。詰められるだけ根を詰めて儀式書に儀式を書き写し、儀式を執行するための道具をあれこれと買いあさった。魔法の物入れ袋があって大変に助かった。幻の馬の儀式はもちろん、自前の足で水の上を歩く儀式、フロットサムまでならまだしも、目的の島フロストスパイアへは船で渡ることになろうから、万が一船に傷がついたときの用心に修繕の儀式……私の財布はまたたくまに軽くなった。

 揃えられるだけのものを揃え、それから幻の馬を呼び出す儀式を執り行なう。魔法は思い通りうまく行き、最初に言い切ったのと同じ、水の上までも素晴らしい速度で軽々と駆ける馬が五頭、魔方陣から躍りだした。それから一同を集め、冷気や熱気に耐える儀式を施す。それから馬に飛び乗って馬首を北へ向けると、私たちは風より速く走りだした。

 目に映る景色がやがて色を失い、白と青と灰色の雪原に変わる頃にも、まだ1日も経ってはいない。
 私たちは騎乗したまま、北の辺境フロットサムの村境に立っていた。

 目の前の村は、武器を手に闇雲に走り回るもの、怯えて逃げようとするもどうしていいかわからずにいるもので、鶏籠をぶちまけたような騒ぎ。それもそのはず、はるか沖合から黒い波を蹴立て、三艘の丸木舟がやってくる。遠いので一瞬見誤りかけるが、尋常の船の5倍、10倍はあろうかという代物、そしてそれぞれに霜巨人が乗り組んでいる。雄叫びを上げる巨人の、寄木細工かと見えた舟は、おお、よくよく見ればなんということか、巨大な氷山から削り出した氷塊の舟ではないか。

 「オーケストラ、あれはどんな生き物ですか」
 「見ての通り、霜の巨人」
 「冷気を吹き出して戦う……ので、いいのよね」
 「炎でないことは確かね」

 微かに唇を引き上げると、私はそこにいた全員に、冷気からの守りを施した。




(オーケストラ)
さて月光よ。実は先の手紙でお前に
告げたことに一ヶ所誤りがありました。
さあどこでしょう。答えは文中で。

ためらいなく動いたのはバラディグーム卿だった。
即座に村の中央広場に立つと日焼けした顔に笑みをたたえ
大声でこう呼ばわったのだ。

「皆の衆よ。われらは巨人を討つ遍歴の騎士でござる。
ここはわれらに先陣を切ることをお許し願えまいか」

その行動には一瞬の迷いもなく、ああこの初老の騎士は
その放浪の中で同じことを何回も何十回も繰り返したのだろうと
思われた。

声に答えて一人の武装した村人が走り出た。だがその肌は青く回りには
風が巻く。これは人ではなくジンの戦士なのだった。

「お言葉に甘える。村のものは山へ。東側の橋の向こうに
誰か知らせに行け。」

押し寄せたフロストジャイアントたちの一団は戦士3人と
双斧の軽戦士2人、それから太鼓を打つ呪い師。
寺院で詰め込めるだけ詰め込んだ我が自然知識が唸りを
上げる。

フロストジャイアントの戦士は雪嵐を呼べる。殴られると痛い。
斧を持っているのはレンジャーだ。両方の斧で殴る。
間違って急所に入るとととてもとても痛い。
呪い師は嵐を呼ぶ。相手を押しやり、動けなくし、
霜にさらに弱くする。

…記録の書き手がドワーフだったせいでいまひとつピンと来んが
難敵と言うことはわかる。




このシーンのうらがわ。

ここでDM、敵を配置しながら、「あれ?」と言い出す。
「えーとあなたがた何レベルでしたっけ」
「14レベル」
「……死なないで下さいねw」

どうやら我々、財宝に目がくらんで4レベル上の遭遇に突っ込んじゃったみたいなのです。

「はぁ? 調整しろ」
「なに寝言を、なんのためにDMがいるのよ」
「ふざけんなボケ、さっきのジン出せ、いいから」
「ってか、敵減らしたら?」
「それはダメ。じゃあみなさん、頑張ってくださいね。面倒だから全滅はしないでよー」
「……オーケストラさえ生き残れば1日1人生き返らせちゃるわい」

……財宝って言葉聞くまでは、もうちょっと冷静に相談とかしてたんだよねえ我々……
posted by たきのはら at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 巨人族オンセ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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