2011年12月30日

『巨人族の逆襲』第10回:その2

ネタバレ注意!
このレポートは「シルヴァー・クロークス戦記 巨人族の逆襲」を遊んだものです。
まだ遊んでない方はこの先はお読みにならないほうがよいと思われます。



























巨人の戦頭はよく戦ったが、所詮は率いる部下あっての力。
手下を屠られ、仲間と分断されては我らに敵うはずもない。
血祭りにあげた我らに大地の巨人どもの殺到する地響きが響き渡る。

ここで、巨人達が、自ら開いた床穴でなく、尋常の通路を伝って
襲おうとしたのが幸いした。

登る間に上から狙われるのを厭うたのかもしれぬし、
戦頭がやられては合流する必要もなしと考えたかもしれない。
(彼らがどれほどものを考えるのかは見た目では分からぬのだが。)

ただ、通路の入り口にわが魔法使いミルタが見事に意地の悪い罠をしかけた。

思うに、相手にとって嫌らしい罠を嫌らしいタイミングで嫌らしく掛ける
その巧みさというか嫌らしさにおいては、この仲間は西域でも屈指の
存在なのではなかろうか。

わたしはこの件について、わが仲間ミルタに心からの賛辞を惜しまない。


大地の巨人どもは入り口にかけられた魔法でスッ転んだ。巨大な図体が
挟まっていると、さらに大きなアースタイタンは出る隙がない。
”追跡者”と呼ばれる岩生物どものように地面に同化して進む能力がないのが
幸いだった。
さらにその上から、あのエラドリンの小娘は、敵をその場所に縛る呪文や
問答無用で動けなくなる呪文を、嬉しそうに笑いながら重ねがけするのだった。

思え、月光、身の丈10フィート、15フィートの巨人どもが揃いも揃って
身の丈5フィート足らずの小娘に翻弄される様を。

我らは智恵を以て戦う。だが知恵の力も侮れぬものだと思い知らされたぞ。


しかもなお、我らは苦戦した。大地の巨人は巌のように固く(当たり前だ)、
岩生物どもは地面に潜ったり現れたり神出鬼没の上に、出入りの際に
盛大に瓦礫を飛ばして我らを傷つけるのだ。
そしてアースタイタンは扉の向こうから腕だけを出して殴ってくるが、
その拳は当たりどころが悪ければわたしでさえ2発で死ねるのを、
一度に両の拳で殴ってくるのだ。
足踏みをすれば地震が起きて立ってはいられぬし、
まさに伝説に聞く怪物だった。

思うに、我らが「来た、見た、勝った」などと嘯いていられたのは、
相手がチームとして機能しないように、先に襲いかかり、
相手のチームを崩すように動いていたからなのだ。
今回の相手は兵士が兵士として盾になり、遊撃は遊撃として
縦横無尽に出入りしてダメージを与え、チームとして機能していた。
長引く戦いに、わたしは持てる回復手段をほぼ使いきった。
唯一、暴れ役が十全に暴れられないようにミルタが地形を利用して
押さえたのが勝敗を分けた。

放浪の騎士パラディグーム卿が「水に落ちた犬、大いに打つべし!」
と叫ぶと敵は弱って理不尽に何度も打たれ、筋肉短駆のザンギエフが
おめき声と共に会心の戦斧を打ち込み、最後にアシュレイが
電撃駱駝固めからの三連撃をアースタイタンに極めると、
巨大な岩塊は折れ砕けて、今度こそ動かぬ岩山と化した。


「勝敗にたらればはない。立っていた者の勝ちだ。」
我らはそう習ったな、月光よ。
しかして、こうも習ったはずだ。
「立っていた者には、なぜ立っていることができたのか、考える権利がある。
 伏している者は、なぜ伏すことになったか、考える義務がある。
 しかし命を落とした者には、そのどちらもない。」と。

此度の相手は本当に強かった。敵の注文に乗って戦っていれば
全滅は必至だった。中央の間の罠で落ちたのが逆であったなら。
タイタンが全力で一人だけを殴っていたら。


月光よ。

敵の首魁にはこの地震と呼ばれるアースタイタンと同格の
燎原、氷河と呼ばれる始源の巨人がまだ二体もいる。

だけどわたしは生きて、いつかお前に会いたいのだ。
慢心を捨て、新たな力を探すよ。

どうかお前も、生き延びていておくれ。
敵としてでもいいから。

月光よ。


このシーンのうらがわ。

やはり扉とか普通の廊下とか使っちゃダメですね!!
というわけで、アシュレイが見たアース・タイタンの“地震”とその郎党は、普通に階段を登って上の階に来て、廊下を通ってこっちに出てこようとしたので、廊下の出口にファントム・カズムで戦闘を転ばせて後を出られなくしたりとか、ようやく地震が這い出でてきたので、そこにすかさずホールド・モンスターとかを、(PLが)けたけた笑いながらかけておりました……そしたら、見る人は見ているもので、上記のような記録が……^^;;;

しかし、エラドリンはエルフより背が高いはずだと思ったけど、こっちはウィザード、あちらは槍を持って戦う戦司祭となったら、やっぱりオーケストラからしたらミルタが小娘に見えたりするのかもなあ……

そらそうと、ほんとに上記にあるとおり、奴らを自由に動かしてたら間違いなく死んでたと思います。
ミルタは魔法の届くぎりぎりのところまで下がって嫌がらせ、もとい足止めをしていたのでほぼ無傷だったのですが、近接戦系の方たちはかなり大怪我してましたし……

ともあれ、なんとか西域の堅塞の鼻先にできた巨人の陣はつぶし、アージェントの守りはひとまず落ち着いたはず。で、このあと、私たちは無人となった巨人の砦を物色し、作戦室から作戦計画書などを持ち帰り、今後のこちらの作戦に活用するのですが……

posted by たきのはら at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 巨人族オンセ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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