2008年09月28日

椿説『ロミオとジュリエット』その1

注意!! 以下の文章は、シェイクスピア作『ロミオとジュリエット』をd20にて遊んだものです。シェイクスピアの著作の先行きとは別に投入されたPCたちがいろいろと動きますので、原作とは全く違った方向に話が流れておりますが、そのあたりはご了解下さい。


 花の都のヴェローナに、いずれ劣らぬ二つの名家……
 その名もモンタギュー家とキャピュレット家。が、名高いのは名家であるからというだけではない、どちらかというと今では悪名のほうが高いので。

 というのもこの両家、年来どころか世代を超えて仲が悪い。それも反目しあうだけならまだしも、血の気の多い家人たちがつまらぬ言葉の行き掛かりから剣を抜きあわせ、何のかかわりもない人々も巻き込んでの刃傷沙汰に及ぶこと数度。太守様からも街を騒がせること以後まかりならぬと何度お沙汰がきても収まらぬ。

 そして今日も今日とて、モンタギューの剣術指南バジルが中庭をそぞろ歩いていると、屋敷のすぐ外で騒ぎが起こったのだった。これは捨て置けぬと門の際まで行くが、そのすぐ外は血相を変えて殴りあう連中が槍だ剣だと穏やかならぬことをわめきたて、おっとり刀で飛び出そうものなら騒ぎを一回り大きくするだけということは明白。
 えい仕方のないことだとそのまま門の傍で様子を伺っていると、奥からモンタギュー老があたふたと飛び出してきた。

 「えい、何が起きたのだ、ああ、言わずともおおかたのことは知れておろうが」
 「その大方のほうでございましょうな。事が起こる前に気がつけば止めもできたでしょうが、飛んできたときには何しろこの有様で」

 バジルの言葉も終わらぬうちに、当家の息子ロミオの学友、ベンヴォーリオが血刀を引っさげ、意気揚々と戻ってくる。顔の笑っている割に言うことは酷いもので

 「いやいや大変なことになり申した。我らが打ち合っていると太守様がお越しあそばされ、いかいお怒り。以後ふたたび街を騒がせ、人をあやめるようなことがあればモンタギュー家とキャピュレット家とを問わず、その騒がせたものの命を申し受けるぞとのお達し」
 「ベンヴォーリオ、よくそのような口を笑いながら叩けたものだ。それはつまり謹慎せねば罪に問うとのお達しではないか。さて、ところでロミオ坊ちゃまのお姿が見えぬようだが、まさかそなたたちと騒ぎの渦に飛び込んでお怪我などされたわけではあるまいな」

 バジルが噛み付くように言うと、ベンヴォーリオ、おお、そのこと、と頷き……

 ……むぅ、どうも底本がないではやりにくい、ということがわかったので、後ほどロミジュリの台本を持ってきてから続きを書くとします><
posted by たきのはら at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | その他D&D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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