2011年09月26日

『巨人族の逆襲』第8回:前口上と時短について

 というわけで『巨人族の逆襲』第8回、遊んできました。
 
 家族がいるのに休日昼間をまるまる潰すわけにはいかない……ということで、土曜夜に始めたオンセですが、実は前回(というか第7回と今回の間に遊んだデルヴ)で、とうとう遊び仲間のご家族からクレームがついてしまいました。

 ……そりゃ、お子さんの運動会の前夜に夜中2時近くまで遊んでればね……
 どうしましょう、まずいようなら切り上げますよって言ったのに、ご本人が「この敵まで倒したら」とか言うんだもん……

 と、人のせいにするのはみっともない。でも、TRPGてのは途中で打ち切りたくなくなっちゃう遊びだし、興が乗ってくればつい「きりのいいところまで」となりがち。プレイスペースを借りて遊んでて閉店/終了時間になるとか物理的に遊べなくなるならともかく、なんとか引き延ばせそうだとつい引き延ばしてしまったり……

 いや、これはまずいだろう。
 だいたい、生活に支障をきたさないように細くとも長く遊び続けられるように“隙間時間で”オンセする会なのに、これじゃダメダメだ。

 というわけで、みんなして時短のためのあれこれを徹底することにしました。

PL側で気をつけるところ:
1.チャットパレットを充実させる
(現在はどどんとふ使用でセッションしてるんですが、チャットパレットをきちんと準備しておけば、クリックひとつで“何をするか”“どういうことがおきるか”がチャット欄に書き込めるので便利。書きこまれていれば聞き間違いとかもないし処理ミスも防げるしね)

2.他人の手番にやることを決める
(オフラインセッションでも重要だけど、オンラインだと周囲の状況がわかりにくい&脇で相談とかしにくいぶん、余計重要)

3.ステータス管理役を一元化する
(一元化というよりは、敵のHPを明示する役とか、敵のステータスを明示する役とか、自分のPCのHPやステータスに影響があったらすぐに反映させるとか、とにかく全員がセッション運営のための作業を分担して、DMがひとりでモンスターのステータス管理で手いっぱいになったりとかしないようにする)

4.Skypeの調子を整える
(セッション前に調整しておく。セッション始めてから“あれ、なんか今日、調子悪い?”とかなると、そこだけで1時間とかふっとぶので)

5.事前に相談できることは事前に
(買い物の相談とかは事前に掲示板である程度進めておいて、セッション開始時に確認&最終決定。ついでにPT資産の管理とかも一元化して明示しておくとわかりやすい)

6.いっぱいダメージを出す
(なのでDMはアイテムをいっぱい出すように)

DMからの提案:

a.時間になったら戦闘を切り上げる
(終了予定時刻30分前になっても戦闘が終わっていない場合、勝ちが見えているならその戦闘は勝利したことにして、全員回復力を1減らす。勝ちが見えていないなら、その戦闘は辛勝したことにして、全員回復力を3減らす)

b.防御値公開
(敵の能力が判明したときには、防御値も後悔する→攻撃がヒットしたかどうかDMに聞く手間が省け、すぐにダメージダイスが振れる)

……6はともかくとして、1〜5をそれなりに気をつけ、bを実行した結果、買い物の相談の確認、状況説明込みのロールプレイパート、技能チャレンジひとつ、戦闘遭遇ふたつ、もちろんあれこれ妄言も山ほど……で、aの戦闘切り上げ処理が行なわれることもなく、セッション終了後の記録等の処理まで済ませて22:30〜25:30の3時間。

うん、やればできるもんです。
というわけで、ご家族から苦情が出るメンバーを出すことなく今後もずっとプレイできますように……^^;;;

posted by たきのはら at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 巨人族オンセ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

隙間時間オンセの会『巨人族の逆襲』第7回:目次

ネタバレ注意!
このレポートは「シルヴァー・クロークス戦記 巨人族の逆襲」を遊んだものです。
まだ遊んでいない方はリンク先にはいらっしゃらないほうがよいと思います。


というわけで、第7回のプレイレポートです。
9月3日(土)23:00〜26:30程度

第3章・第2場……になるのかな?
今回は私のSkypeの調子が死ぬほど悪く、それもあって開始が遅れたり進行が滞ったり。遭遇そのものはそんなにもたついた感じはなかったはずなのに、気がつくと3時間半が経過していたとか何とか。遭遇はひとつだけだったのになあ。


前口上
その1
その2

posted by たきのはら at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 巨人族オンセ・目次 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『巨人族の逆襲』第7回:その2

ネタバレ注意!
このレポートは「シルヴァー・クロークス戦記 巨人族の逆襲」を遊んだものです。
まだ遊んでない方はこの先はお読みにならないほうがよいと思われます。


























 でかぶつどもの足が半ば固まったと見るや、地上の面々は一斉に展開した。ウルリクとパラディグーム卿はそのままクモトカゲを相手取り、オーケストラは丘巨人の相手をしながら仲間の様子を気遣い、そうしてザンギエフはさっきから小うるさい土精の術師のもとへ。生かしておくと地面を泥の海に変えたり土くれを噴水のように吹き上げて叩きつけてきたりと厄介で仕方がないのだ。

 泥の波に煽られながらザンギエフが大斧を振り回しているのを、何か手助けができぬものかと見遣っていると、突然ウルリクのうめき声が聞こえた。あわててそちらを振り向くと、なんとビーヒアがパラディグーム卿をつかみあげ、ひょいとばかりに口に放り込むところ。確かにトカゲどもの足は止めたが手や口を止めるわけにはいかなかったのが災いしたか、それともクモトカゲの大口に比べれば人の身体はいかにも小さく、噛み砕かれることもなく喉の奥に落ちていったのが幸いか。

 放っては置けぬとばかりにザンギエフ、オーケストラと二人がかりで――しかしクモトカゲではなくとりあえずは目の前の術師を滅多打ちにする。ウルリクはビーヒアの腹に一撃を叩き込む。術師が片付いて少しばかり戦場の足場がよくなったところで、卿がビーヒアの牙の間をこじ開けるようにして這いだしてくる。鎧が幾分溶けているように見えるが、まあ、大事ないだろう。でかぶつどもの足は相変わらずのたくたと遅いので、心ばかりの嫌がらせをする。丘巨人とクモトカゲの足もとに、如何な巨体でも飲み込みそうな穴が突然ぽかりと口をあける――が、これは敵にしか見えぬ幻。だが、穴がそこにあると思いこんでしまったものは、平坦な地面を恐れて大回りをする羽目になり、あるいはうっかり踏み込めばそのまま空を踏んだかのように倒れるのだ。

 ころりと騙された丘巨人とクモトカゲ、ただでさえ遅い足をひきずりながらずるずると穴の縁を回り込む。いい気味だ、さっさと殴り殺されてしまえと思っていたら、そうは問屋が下ろさないらしい、ビーヒアはもう一度手を伸ばし、手近にいた人間を――つまり牙の間から抜け出したばかりのパラディグーム卿をごくりと飲み込んだ。

 が。

 突然ビーヒアの喉のあたりで、なにやら妖しい光がほとばしるのが、鱗だらけの皮膚を透かしてはっきりと見えた。
 ――妖法誘蛾光。貴様はこの槍の光から逃れられぬぞ。見えずともこの光に触れた以上、貴様の腹は痛み手足は萎え、ほれ、逃げようとも自分の腹の中身からは逃れられまい

 何ということか、卿がビーヒアの腹の中で槍を掲げると、槍の穂先から放たれた光がそのままビーヒアの肉を焼く。どうやらまずいものを飲み込んでしまったと悟ったビーヒアは、何とか卿を吐き出そうとするが

 ――おお、吐き出されてなぞ、やるものか

 ひくひくと痙攣する喉に、卿は両手両足をつっぱり槍を突き立てて出ていこうとしない。となるとビーヒアは前足で喉をかきむしり残る足で腹を押さえのたうち回るばかり。苦し紛れに手近のザンギエフやウルリクをはたき倒そうとするが、光に焼かれた手足では大した力もなく、

 「おお、可哀想に、食ったものが悪かったなあ」

 半ば笑い混じりの声で言いながら打ちかかる他の面々。ここだけの話、私なぞ誰も見ていないのをいいことに城壁の上で笑い転げていたのだが、それがバレてしまうと人格を疑われるのでこれは厳に伏せねばならない。ともあれ最終的にビーヒアは腹を押さえたままウルリクに引き裂かれ、それを見たザンギエフは「可哀想に、腹を下して死ぬとはなあ」などと宣うたものである。

 そうして残ったのは丘巨人一匹。
 やぶれかぶれになって殴りかかるところへ、ちょうど魔法障壁の修理が完成した。アシュレイがひどく満足げな顔をしてやってくると

 「あれ、撃っていい?」

 と尋ねて寄越した。なんでも魔法障壁の修理ついでに大砲のような装置も組み込んだらしい。ええ、どうぞと言うまでもなく既に瀕死だった丘巨人は吹き飛び。

 そうして私たちは防衛都市の綻びを繕い終えたわけだが、しかしこうやってただ守りを固めてばかりいても仕方がない。巨人族を追い返さねばならぬ以上は――

 「討って出てください。今、アージェントの前に陣を構えているのは侵攻軍の中でも相当の勢力を誇る一団。これを討ち払えば戦局はひとまず落ち着きましょう」

 そう、オバナーは言ったのだった。




文章がごたつくので書かなかったこと。
posted by たきのはら at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 巨人族オンセ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

『巨人族の逆襲』第7回:その1

ネタバレ注意!
このレポートは「シルヴァー・クロークス戦記 巨人族の逆襲」を遊んだものです。
まだ遊んでない方はこの先はお読みにならないほうがよいと思われます。



























 門前の空挺部隊を追い払ったのでひとまずは安心だろう、と思った。
 が、私たちが趣味の偏りすぎた死霊術師と殴り合っている間にアージェントの魔法障壁が蒙った被害は思ったよりも大きいもののようだった。ガーディアンズ・タワーに戻るとオバナーは塔の床中を螺子と部品と金属のコードだらけにしながら、あと一箇所、城塞の表玄関たる正門の障壁が完全に破られており、城壁と門がむき出しになっているのだと叫んだ。

 そこで正門に急行すると、そこにいたのは丘巨人に土精の術師、それにまだ若くて暴れ盛りのビーヒア、通称クモトカゲであった。ビーヒアは蜘蛛というよりは百足とドラゴンが混ざったような、爬虫類とも巨大な蟲ともつかぬ生物なのだが、これは雷精を体内に宿しており、電撃を喰らわしても蛙の面に水をかけたほどにも感じない。そいつが門前にとぐろをまいているのを見た瞬間、アシュレイは「なんだ、これでは私の出番はないではないか」と不満げに言って立ち去ってしまった。それなら塔でオバナーの手伝いをして魔法障壁の修復に当たったほうが役に立つという。

 そんなわけで門前に残ったのはザンギエフとパラディグーム卿、オーケストラとウルリク、そして私。でかぶつどもは今にも門をぶちやぶらんと突っ込んできそうな勢いだ。無理に倒す必要はない、とオバナーは言った。魔法障壁発生装置の修理を終え、障壁に空いた穴を新たに紡ぎだされた力場が完全に塞いでしまうまで、連中を城塞の外に食い止めて置ければいい。

 空挺部隊のときと同じく、私は城壁の上に上り、残りの四人は打って出ることになった。私ばかり敵から遠く離れていてなにやら申し訳ないようでもあるが、とはいえ魔術師の肉体は脆い。下手に荒事に立ち混じって死にでもしたらかえって足手まといになるのも事実。
 というわけで私は最初から最後まで、銃眼の影から戦場を見渡していたのである。

 もちろん油断はできない。こちらが奴らを見、奴らに魔法をたたきつけられるのであれば、奴らも私を見、私に魔法や炎や矢弾や岩塊をあびせかけられるのだ。



 とはいえ、最初の一手はこちらが取った。
 まず私が雷避けの呪いを紡いで全員に守りを施す。
 次にウルリクが、でかぶつどもの足を止めるぞと叫びざま、オーケストラが開いた門から飛び出していく。
 その拳が丘巨人とビーヒアに一撃ずつ叩きこまれるのを確認して、それから私はおもむろに呪文を唱え、2本の稲妻を叩き出す。
 当然、ビーヒアは何の痛痒も感じないとばかりに鼻を鳴らし……そうして驚愕するのだ。魔法の電撃は痛みを覚えさせることはなくとも確かにその肌を裂き、そうしてそこからはウルリクの放った蛇王憤怒拳の極意、バシリスクの毒が肉を骨を神経を侵していく。痛みさえろくに覚えぬのに、ビーヒアの足は重く固まり、思うようにその身体を前へ進めてはくれないのだった。ましてやただ大きいばかりの丘巨人においてをや。

 

 
 
posted by たきのはら at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 巨人族オンセ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月20日

『巨人族の逆襲』第7回:前口上とダンジョン・デルヴのこと

 実際に遊んだのは9月のアタマなんですが、今頃レポート更新。
 あれこれと手が回らなくて、帰宅して仕事済ませたら、ばったり倒れて寝ている状態だったのです(それでも1度はオフラインで遊んだりもしてはいるので、もうちょっとうまくやればなんとかなるに違いない……><)。

 『巨人族の逆襲』第7回、この間オフでご一緒した方たち(やはり『巨人族』を遊んでいらっしゃるとのこと)のご様子からするとまだ序盤のようなのですが……

 で、キャンペーンのほうは間が空いたり1セッションに1遭遇だったりとわりとのんびりペースで進んでいるのですが、実は私らそれなりに遊んでる。人数が揃わなかったり、DMの都合が悪くて1週飛んじゃったりしたときにはダンジョン・デルヴが走るからです。

 フローター・スタイルのキャンペーンのメンツでデルヴを走らせるというの、実は結構有用で、というのもデルヴはそのまま新作PCの運用やPC同士の組み合わせの相性の確認に使えるので。うちとこでは、フローター・スタイルなのはPLだけじゃなくPCもなのです。そりゃあれだけサプリが出ればいろんなPCを使ってみたいし、とはいえそんなにシナリオとっかえひっかえして遊ぶだけの余裕はなし。一方でみんな遊んでみたいPCを好き放題作るので、これが本当に“PT内で上手く回せる”かどうかは使ってみないとわからない……
 他にも、PC同士のコンボや立ち位置確認にも使ってみたり。ちなみにこないだは、さすがに13レベルともなるとウィザードは前線に出たら死ぬというのを思い知らされました^^;;;

 というわけで、キャンペーン本編隙間のデルヴでまず運用して確かめてみたりしてるのです。なのでデルヴは基本夢オチ、経験点もアイテムも“現実世界”たる本編のほうには持ち越さない感じで。

 ……まぁ、せっかく時間開けたんだから遊びたいってのが一番の理由だったりもしますが。
posted by たきのはら at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 巨人族オンセ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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