2009年11月02日

第6回『鱗の影』ダイジェスト

すっかり投稿を忘れていましたが(というかメモだけもらって音声データをもらったら聞き直してレポート書こう……と思ったままになっていた)、8月9日に行なった“猛き大陸”第6回の記録です。

今回も私は参加していません。
レポーターはビエントPLです。



キャラクター:ケナフ、アーバイン、ビエント、スズラン、アーニャ

オークのナイトフィスト団の本拠地を攻めにいく。
そこは古代文明の城の廃墟で、まわりは水のない「からぼり」になっている。
ケナフが先行偵察。城壁の中での会話から、巨人語を話すなにものかがコキ使われているらしいことがわかる(これは後でヤマビト(ゴライアス)であるとわかる)。
一行、正門を急襲。

モンスター:メカイヌ×2、メカバリスタ×2、ドラゴンボーン×2。
(正確にはアイアン・ディフェンダー・ホムンクルス×2、アーバレスタ・ホムンクルス×2、ドラゴンボーンの売剣×2。メモが可愛かったので勝手に載せてみる^^;;;)

片付けたがドラゴンボーンは城内に警告を発する。
ケナフ中庭を窺う。そこにはオークの死体が転がり、ドラゴンボーンたちがヤマビトの奴隷を中庭の小屋に連れ込もうとしている。ケナフ、ヤマビトたちを助け出す。
ヤマビト「おれたちはこのままでは竜のエサにされてしまう。小屋の中には家族が10人ほどいる」
続いて小屋から出てくるドラゴンボーンたち。
ドラゴンボーン「われわれはこの南の大陸を取り戻し、毛なし猿どもを追い返し、竜の炎をもって世界をつくりかえるのだ」
アーニャ「あの沼地の巨人もあなたがたが?」
ドラゴンボーン「違う。リザードマンどもはわれわれの猿真似をしたがうまくいかなかったのだ」
アーニャ「あなたがたのトップは?」
ドラゴンボーン「言う義理はない死ねー」
一行苦戦しスズランが倒れるが何とか勝利。

モンスター:ドラゴンボーンの狂信者×1、ドラゴンボーンの兵士×2、コラプション・コープス×4。

アイテム:古い儀式書(何か死霊術にかかわりのあるものらしい)、ドラゴンボーンの親玉の槍(ヴィシャス・グレートスピア+2)。

中庭の小屋の床に地下への穴。奥から太鼓の音。一行今日の突入はムリと判断し一旦引いてヤマビトたちに話を聞く。
ヤマビト「我々は南の山に住んでいたが敵がやってきた。竜とドラゴンボーンの群で、ある竜はわれわれをブレスで石にし、ある竜はもやした。ドラゴンボーンはわれわれをとらえて連れていった。奴隷にされるのかと思っていたらここでエサにされるのだった」
翌日一行地下にもぐる。そこには「つくりかけのドラゴンのアンデッド」があって動き出す。一行なんとかこれを倒す。

モンスター:ボーン・マングレル・ドラコリッチ×1、ヴェノマス・アビシャイ(ドラゴン悪魔)×1

アイテム:レシディウム250gp相当、ファントム・ソルジャー×1、ヒーリング・ポーション×2、ドワーヴン・プレート・アーマー+2。

何にせよ一連の怪事の背景にドラゴンボーン族と悪いドラゴンがいるのは確からしい。



……というわけで、次はちゃんと参加してちゃんと書きます、はい。
posted by たきのはら at 22:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

第5回『くらがりの拳』目次と業務連絡

そんなわけで今回はすごい駆け足でしたが、まぁ、いろいろ聞きなおすとやっぱり1エントリじゃ終わらなかったなぁとかなんとか。

というわけで目次。

前口上

その1:無風の村にて
その2:森の鍛冶場

そして業務連絡:

現在、第5回の経験点計算は行なっていません。経験点2倍レギュでやるという案もあり、おそらく第6回は4レベルで遊ぶ事になるのではないか、という話は出ていました。

パーティー資産は現在数値が確定しているものが以下の通り。
これに、第5回の最後の遭遇でナイトフィスト団の族長とその取り巻きが持っていたものが加わります。

PT共有資産

●金貨あるいは金貨相当アイテム:
(宝石・魔法のものでない装飾品・資材)

2096gp(相当)+300sp

※内訳:
金貨…936gp
古金貨…360gp
銀貨…300sp
翡翠の宝玉…60gp×2
トルコ石…40gp
蛇紋岩と翡翠の首飾り(150gp×1、20gp×1)
アミュレット…100gp×2
レシディウム…100gp
野竜の匂い袋・野竜の怒り牙等…計170gp

●PT共有の魔法のアイテム:

ヒーリング・ポーション×5
ワンド+2(現在アーニャが管理)
ナイトフィスト団に雇われていたウィザードの呪文書
(アーニャに行く可能性大、一段落した後確認します、という宣言あり)

●その他、ナイトフィスト団の族長や取り巻きの装備
(第6回最初に整理します、とのこと)

※個人所有の資産・装備については各自で管理をお願いしますー。
 そのうちまたまとめさせていただくかと思いますが……

以上、どうぞよろしくお願いいたしますー。
posted by たきのはら at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート目次(猛き大陸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『くらがりの拳』その2:森の鍛冶場

 で、森の中、獣道まがいの小道を抜けて鍛冶場に向かう。
 「疲れたら休むんですよー、のどが渇いたら言ってください、アカデミーでもらった“せいりしょくえんすい”を配りまーす」とビエントが言っている一方でファイアスパーが「休憩は指揮官の命令があるまでしてはならん!」
 まぁ、その。

 で、野良の肉食獣にも出っくわさずに歩いてゆくと、川の近くに出る。本当なら筏があって、その筏に乗って川の上に渡したロープを伝って渡河……のはずが、筏は何者かがつないだロープを切ってしまったらしく、流されてしまっている。そして川の中にはワニ。
 なんとかワニをよけて泳ぎ渡ろうとしたら流されてずいぶんと下流のほうから岸に這い上がる。アフリカっぽい大陸での冒険だからこれくらいないとねーと嬉しそうなDM。

 さらに森の中で恐竜と出っくわしたりしながら(もちろん迂回した)採掘場の入り口が見えるところまできたところで、人間のウィザードに率いられた悪党一団(オークとかオーガとか。みなさん食事中で、そしてよく見ると、ドワーフたちのひげを剃り落とした挙句奴隷として使役中。そして見覚えのある鎧。ナイトフィスト団だー!!)と遭遇。

 今までの鬱々とした雰囲気から、一転、エンジョイ&エキサイティングしたくてたまらないオーラを撒き散らすアーバイン、「へー、ドラウってああいうたちの悪い連中と友達だと思ってたが違うのか、じゃ、殺す?」としれっと抜かすファイアスパー。だからエラドリンの宮廷ではそういう言葉遣いは推奨されないんじゃないかと小一時間(ry
 いやあの、人間は生かしておいて話を聞かなきゃーと字義通りなら穏やかな事をエミアスが言って、とりあえず作戦を立てる。

 ともあれ、色々あって突入。不意を突かれて慌てたせいで、手にした椀の中の粥で顔を火傷した頭領のウィザードを残し、後はきれいさっぱりぶっちめる。

 で、ウィザードを尋問しようとしているときに、(先発隊が村を出るときにはたまたまいなかったか寝ていたかした)スズランとロウィーナ合流(PLの都合で参加時間が遅くなったのです)。
 脅す? 脅して吐かせる? となんだかうれしそうに尻尾をぱたぱたさせているロウィーナを後ろに押しやり、スズランがセイハニーンの御力を宿した神々しさで頭領を恐れ入らせ、状況をあらかた吐かせる。

 そうすると、鍛冶場を占領しているのはやはりナイトフィスト団(の一部)。採掘場から鍛冶場までを制圧し、ドワーフたちを拘束して強制労働をさせているらしい。そうして自分たちのためによい武器を作らせている。その武器あって、彼らは最近ますます増長しているのである、というふうに話がつながる。

 ともあれ、内部構造(これは実は奴隷にされていたドワーフの口から明らかになった……坑道の奥にはなんと鉄鉱石どころか金銀財宝、挙句古代の遺跡まであったのだという! そしてそこには目もくらまんばかりのドワーフの工芸品が。それを独り占めしたくなったドワーフ一同、村の連中にはそれを知らせることなく、みんなだんまりを決め込んでいたのだが、ナイトフィスト団に攻め込まれ、洗いざらい掻っ攫われた挙句ここでその秘密は冒険者たちにまでばれてしまった、というわけ)と、どういう連中がどういうふうに詰めているかをすべて聞きだし、身包み剥いでから(金貨56枚とワンド+2、そして一段落したらアーニャは件の魔道師の呪文書を検分する、ということに)坑道に潜る。

 坑道とみえたものは奥に行けば確かに石の洞窟。廊下の壁には暗黒大陸の神の姿。そして扉の奥からは槌の音が聞こえる。ここでドワーフたちが囚われ働かされているのは確実。

 「よし、黒いのに半分にまがい物、行け」
 ファイアスパーがアーバインとスズランとエミアスへ命令を飛ばす。こいつは宮廷出身ではないに違いない。
 ともあれ皆、殴りこまないわけもなく。

 あらかじめいろいろ(どこに敵がおり、どこにドワーフたちが囚われていて、そのドワーフたちは逃げられないように足の腱を切られてはいるが労働させねばならないので動けなくされてはいない、そして現在ナイトフィスト団の指揮を執っているのは族長御みずから、らしい、等々)わかっているので、(DMの思惑よりは)難なく――というか、ドワーフを盾にとられる事も仕掛けてあったらしき罠にひっかかることもなく、入り込んでいたナイトフィスト団を族長もろとも皆殺しにし、ドワーフたちを助け出す。げにセイハニーンの御威光とスズランの美形力……じゃない、面差しに宿る神の光は誉むべきかな。

 や、実のところ今回はエミアスとファイアスパーのダブル指揮役で全体にものすごい勢いで命中が底上げされていたのが大きいのです。3レベルにレベルアップしてできること増えたし。

 というわけで、ナイトフィスト団の族長を含め主力は倒した。が、我々まだナイトフィスト団(の、本拠地)に用がある。というのもナイトフィスト団はドワーフの遺跡の中にあった金銀財宝をあらいざらい攫っていっているとか、ドワーフたちが作らされた武器もそっちにいっているとか。なので本拠地を殲滅して持ってくるもの持ってこないとこっちの収入がないのである。

 「んー、じゃあ本拠地に行くときにこの族長の生首持ってったらいいんじゃないかなぁ、きっと恐れ入るだろうし」
 ロウィーナが何の気なしに言うと、
 「……や、その、か、彼の持っていた斧を担いでいけばわかるんじゃありませんかしら?」とアーニャが顔を引きつらせたところに。

 「いやいやここで生首とか言い出すのはさすがティーフリングっぽくていいんじゃないですかねぇ」とスズランが言うと、「うむ、首を持っていくなどエラドリンには思いも寄らん」とファイアスパー(お前が言うな)、そして「うん、俺にも思いも寄らなかった、さすが本物の悪魔の血の入った奴は違う」とアーバイン。
 「エミアスおじいちゃん、みんなが酷いこと言うのー」と泣きついたロウィーナからエミアスは目をそらし、「だって本当のことじゃしなぁ」

 ……そんなのがエルフなのです。 
 
 で、こっちであれこれやってる一方で、ドワーフたちは大変に感謝し、ひげだらけの顔を涙でどろどろにしながら冒険者たちにしがみつき

・村から約束された報酬400gpのほかに、鍛冶場からも400gp出す
・何かあったらアイテムを作ってくれる約束

を。あとは、

・まずは、ナイトフィスト団の本拠地をぶっちめたら、5Lvの武器でほしいものはあらかた揃う 

ということも明らかに。

 族長やらその周囲に詰めていた連中の死体からも相応に身包み剥がす宣言はしたのですが、時間が迫っていたので経験値計算ともども次回の最初に、という話に。経験点多めにしてひととおりどんどん遊ぼう、というもくろみもあり、おそらく次回は4レベルで遊ぶ事になるんじゃないかなぁ、という話も。

 ともあれ、これからナイトフィスト団を徹底的に叩き潰して、もらうものもらって、今後の禍根を断つぞーってとこで一段落。
posted by たきのはら at 14:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『くらがりの拳』その1:無風の村にて

 ドンゴ村。
 ただでさえ暑いというのに、ここ数日は風までが死んだように途絶え、暑いというよりはむしろ熱い。まっとうな者は日中は日陰でぐったりと横たわり、夕方暑さが和らいでから動き出すありさま。魔法使いはもちろん、太陽神の司祭さんまでも「ここまでお天道さまに頑張られても困るのじゃよー」と、木陰から出てこようとしない。

 一方まっとうでないものもおり、軍師ファイアスパーは「暑くて作業ができないのなら教練の時間ができたということである」と村の男どもを呼び集め、槍の構え方を叩き込むのに余念がない。ビエントはビエントで、ちょっとはかつての経験と知識と知性を生かせる仕事も取ってこようと、村に学術調査団が来ていて標本をまともに扱える人間を募集しているというので行ったらかつてのアカデミーでのクラスメートに再会、とりあえず本格的に調査が動き出したら声をかけてもらう約束は取り付けたものの、大変に居心地の悪い思いをして戻り、溜まり場にやってくるや否やラムをあおって酔いつぶれたとか何とか。

 にしてもビエントってジェナシに覚醒しちゃったからもう外見ジェナシのはずなんだけど、クラスメート氏はよくわかったなぁ。それとも普段は普通の姿なんだけど、戦場で剣を手にした途端、体に文様が浮き上がり瞳が光の球体になり、髪が透き通って渦巻くのか。うわー。

 ともあれそんなこんなでぐだぐだしていると(ちなみにアーバインは村にいると迫害されるので村の外の森におり、スズランが作ってくれた木の上の家になんかとても住めないのでせっせと自分が入る穴を掘っていた)村長ムーンストラックがやってきて、ビエントにクエストを3つ提示。

●森の奥で鉄鉱石の採掘と精錬をやっていたドワーフたち3−40人と連絡がとれなくなった。
 行って様子を確認し、可能であれば鍛冶場を再開させてくれ、全滅していたら村で再度ドワーフを集めるので彼らを鍛冶場まで護衛して行き、鍛冶場を再開できるようにさせてやってくれ。

●街道のナイトフィスト団(見張り塔に巣食っていたコボルドその他と事を構えていたオークの一団。街道に陣取り、街道の維持費と称してそのあたり一帯からみかじめ料を巻き上げていた)が最近増徴してきており、みかじめ料を吊り上げつつある。これ以上調子に乗るまえに一度ぶっちめてやってくれ

●丘陵地帯を切り開いて牧場を作ったらその近くにワイバーンのつがいが営巣してしまった。
 繁殖期が来る前(1−2ヶ月以内)に退治しないと牧場を荒らされるのでなんとかしてくれ

 事件はどれも同時期に起きているが、鉱夫が死んでは寝覚めが悪いし鍛冶場が再開できないとドンゴ村としてもいろいろと困るので、ドワーフ救出が急を要するだろうとまずはそちらに向かう事に。

 で、この話を村の外にいるアーバインに伝えて合流させねばならない。その上今回はエラドリンのファイアスパーがいる……というちょいとメタ的なハードルがあるわけで。

ビエント「ファイアスパー、あんたはまだ知らんが、実は村の外にもう一人腕利きがいる。大変に腕の立つ盗賊だ。役に立つから連れて行こう」
ファイアスパー「ふむ構わん」
ビ「ちなみにそいつはドラウだ」
フ「ドラウ!? というとおばあちゃんが言っていた、地下に住んでいて時々地上に出てきては赤子を攫い焼いて食うというあの連中か!?」
ビ「奴は赤子は食わん」
エミアス「ああ、根っこちゃんは、なめくじをどんぶり一杯食ったりもせんかったよ」
フ「……そうか。ふむ、では会いに行こう。態度が悪かったらぶち殺そう」

 アーバインの態度はちょっとおっとりの反対だったりするんだがとかそもそも同じ内容を言うにもエラドリンの宮廷ではもう少し品のいい言葉遣いが推奨されてるんじゃないかって気もするけれど、そこはそれ。

 ともあれ森の中に行き、アーバインに会う。ファイアスパーとの嫌味の応酬は挨拶程度で済み、さっそくわけを話してドワーフを助けに行くから手伝ってくれというと、

アーバイン「俺は村とは関係ないし何でドワーフなんか助けなきゃいけないのだ」
ビエント「……む、実はナイトフィスト団をぶっ殺せという話も来ているのだ」
ア「うん殺そう」(たいそうニコヤカに即答)
ビ「だがものには順序というものがある。我々はまずドワーフを助けに行こう、それが済んだらナイトフィスト団だ」
ア「我々って、いつ俺がその中に入ったんだ」
ビ「たった今俺が入れた。そして帰ってきたら穴掘りも手伝おう」

 ドワーフを助けてきてくれたらパーティー全体に400gpという報酬、そして住処を作るのの手伝い申し出が決定打になったらしい。アーバインも同行を承知、ぞろぞろと森の向こうの採掘場へ向かう。
 
posted by たきのはら at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第5回『くらがりの拳』前口上

最初にまず、ごめんなさい、です。

この第5回、遊んだのは4月18日なんですが、実に4ヶ月近くレポート書けずにいました。いや、忙しかったのよホント。直前に転職してるし、朝8時までには出勤しなきゃいけないのに通勤時間が2時間かかるのに耐えきれなくて思わず引っ越しちゃったりしてて。

そして実は第6回遊ぶのが明日だったりするので、今回のレポは超ダイジェスト版です。
明日遊ぶのに必要な情報だけは辛うじて載せました、って感じで。

ともあれ、

[今回のキャラクター]

☆最初から参加した人たち
・アーニャ/ウィザード/人間女
・アーバイン/ローグ/ドラウ男
・エミアス/クレリック/エルフ男
・ビエント/ソードメイジ/かつては人間だったが風魂ジェナシに覚醒した男
・ファイアスパー/ウォーロード/エラドリン男

☆途中から合流した人たち
・スズラン/パラディン/ハーフエルフ男
・ロウィーナ/フェイ・ウォーロック/ティーフリング

[今回お休みのキャラクター]
・ケナフ/レンジャー/ハーフリング男
・ズローエフ/星ウォーロック/人間男

※なお、オグルパワーガントレットはファイアスパーのところに行きました。

……てなわけで。
posted by たきのはら at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

第5回のための業務連絡

週末は第5回のセッションなわけですが、アイテムとかPT資産関連でいろいろありましたので、ちょっととりまとめ。

「○○gp相当アイテム」は、とりあえず物々交換で通貨同様に使えるというので
DMと相談の上、お金にまとめてしまいました(一応内訳は記載)。

あと、あからさまに個人資産であるものは個人資産として別記しましたので
マジック・アイテムとともに各自管理を願います。




PT共有資産

●金貨あるいは金貨相当アイテム:
(宝石・魔法のものでない装飾品・資材)

1240gp+300sp

※内訳:
金貨…80gp
古金貨…360gp
銀貨…300sp
翡翠の宝玉…60gp×2
トルコ石…40gp
蛇紋岩と翡翠の首飾り(150gp×1、20gp×1)
アミュレット…100gp×2
レシディウム…100gp
野竜の匂い袋・野竜の怒り牙等…計170gp

●PT共有の魔法のアイテム:

ヒーリング・ポーション×5





※Bドラゴンの身体は、今回3レベルになるに伴って個々が持つことになった魔法のアイテムの材料に化けました。
※村長からもらえることになっていたものも同上。
※オグルパワーガントレット(5レベル)の行き先を決めておくこと。
※エミアス、アーニャ、ビエント、ロウィーナの4名は個人資産を10gp増やしておくこと
 (村長からひとりひとりにもらったので)
※現在、魔法のものでない資産と消費型の魔法のアイテムはすべてPT共有財産になっています
 (出かける前に誰の荷物の中にあるか、所在を確認しておくこと)





個人所有の魔法のアイテム

○アーバイン:ヴィシャス・ダガー(2LV)、バーグラーズ・グラヴズ(1LV)
→4レベルと3レベルのアイテム各1を選択して下さい。

○スズラン:シールド・オヴ・プロテクション(3LV)、クローク・オヴ・レジスタンス(1LV)
→4レベルと2レベルのアイテム各1を選択して下さい。

○アーニャ:マジック・オーブ+1(1LV)
→4レベルと3レベルと2レベルのアイテム各1を選択して下さい。

○ケナフ:シミター+1ヴィシャス(2lv)
→4レベルと3レベルと1レベルのアイテム各1を選択して下さい。

○エミアス:リサウンディング・スリング(2LV)
→4レベルと3レベルと1レベルのアイテム各1を選択して下さい。

○ズローエフ:ブレイサー・オヴ・パーフェクトショット(LV3)、アミュレット・オブ・プロテクション(1LV)
→4レベルと2レベルのアイテム各1を選択して下さい。

○ファイアースパー:アイアンスキン・ベルト(5Lv)
→3レベルと2レベルのアイテム各1を選択して下さい。

○ロウィーナ:ロッド・オヴ・コラプション(3LV)
→4レベルと2レベルのアイテム各1を選択して下さい。

※ビエントのアイテムについては現在確認中
posted by たきのはら at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月22日

第4回『関守峠の番人は』目次

 というわけで第4回。
 今回は表側に物語の流れと詳細な戦闘記録、裏側には今回のレポーター、なおなみさんの個人的戦闘感想、という仕立てです。

 ……う。やっぱり頑張って戦闘記録がっつり書いたほうがいいかなぁ、というのはやっぱり思いました。戦略・戦術をきちんと聞きなおすことで次回以降にも生かせるし……

 まぁアレだ、物語はとっとと書いて、裏側に後からラウンド形式で記録ってのもあるよね。次回からデジカメ画像導入計画もあるし。

 なお、今回は音声記録いただき次第、そちらから物語を起こして、裏側のほうに追記予定です。追記したらその旨をこのエントリに記載しますので、その際は見てやっていただけると幸いですm(_ _)m

 というわけで目次ー。

前口上

その1:星に導かれし者
その2:新たな腕利き
その3:峠ふたたび
その4:死者の狂宴
その5:番人の正体
その6:番人と眷属
その7:新たな英雄、新たな脅威


業務連絡
posted by たきのはら at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート目次(猛き大陸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『関守峠の番人は』その7:新たな英雄、新たな脅威

 奥の部屋にはプールがあり中に死体が浮いている。どうやらここは死霊術系の遺跡だったようだ。いつごろのものかは調べてみないと解らないが、遺跡そのものは昔からありそれをコボルトが再開発した感じ。ズローエフの求めていたものとは少し違うようだ。先ほど捕虜にした竜司祭曰く

 「夢で見たドラゴンの影の信託に従い、獣の力を得てここにやってきた人間達を追い払えば獣の女王の庇護はお前達のものになるであろう。という声を信じ、この地にコボルト帝国を作るつもりだった」

 とのこと。前回のリザードフォークの時といい、共通するのは夢での信託と獣の女王というフレーズが気になる。それぞれ以下のことについて調べてみる。

この遺跡について
・この遺跡は暗黒大陸が発見される前のもの。年代までは不明。
・前回の遺跡とは異なり、これは人間の作った遺跡。

獣の女王について
・南の竜王の別名。南の竜とは、雌の竜でありとあらゆる怪物を生み出したといわれている。そのうちのひとつが獣の女王。
 原初のキマイラやマンティコアを生み出したといわれている。
・この暗黒大陸では、南の竜の影響が強いといわれていた。
・一番出来のいい子供はドラゴンだった。そのためドラゴンの眷属に信託が行くのは自然な流れ?

ワイトの妖術師・蛇の舌教団については解らずじまいだった。

 ブラックドラゴンの翼だの牙だのウロコだのを剥ぎ取り、道中何事もなくドンゴ村に帰ってきた。
 えっちらおっちらブラックドラゴンの頭蓋骨を運び帰還した一行を見て、村長が

 「あんたたちを見込んで正解だったよ。まさかここまで凄いことやってくれるとは思ってなかった!」
 「ムーンちゃん!今回新しく入ってくれた二人はとっても有能じゃよー。ズローエフさんとねアーバイン」
 「おお!そこの彼と…ド、ドラウ!?」
 「あら、腕は確かですわよ」

 明らかにアーバインを見て後ずさりするが、横でニコニコしているエミアスをひっぱり

 「え、エミアスのじいさま。だって、ドラウですよ。信用できるんですか」
 「ムーンちゃん。わしら生きて帰ってきとるじゃないか。なんも心配いらんよ」
 「う…。何か問題があったら出て行ってもらいますからね。責任はあなた達で取ってくださいよ!
 それと、軍師様への説得は任せましたよ!」
 「あーーー、スパーちゃんか(汗 なんて言うかのう」

 エラドリンとドラウについては、暗くて深い溝があると言うが…
 頭の痛いところではある。

 「あと、あなた達がちゃんと面倒みてくれるんですよね?」
 「大丈夫ですわ。手荒なことはしないよういい含めますので」
 「住まいについては、私が木の上にでも小屋を作るから大丈夫ですよ」

 と、スズランが請け負う。
 何で木の上なんかで暮らさにゃならんのだ。という彼のつぶやきはもっともだが、

 「まあ、根のエルフ形式の家は作れないしのう」
 「わ。わかりました。とりあえず村人達に機嫌を損ねないようには言いますので」
 「うん。よろしく頼むよ。あ、そうそう。ドラウって何食べるのかわからんのじゃよ」
 「……おい、ふざけているのか」
 「ま、まさかドラウというのは…」
 「そう、人の肉を食べるんだよ。というのは冗だ…!」

 ゴインと鈍い音がし、無言でスズランが伸びていた。
 ともあれ戦力も増え、村の新しい城壁にブラックドラゴンの頭蓋骨が燦然と輝くさまは、まるで英雄がいる村のようじゃないかと村人は高揚したが、頭蓋骨を持ってきた当の本人達は、ドラゴンが近くにきたら急いで隠さないとね。という一抹の不安を残しつつ今日もドンゴ村の日が暮れていった。
posted by たきのはら at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『関守峠の番人は』その6:番人と眷属

 全員がやはりか…と言う顔になったが、寝ているというのは好機といえば好機。

 「でも、私達の本来の目的はコボルトを掃討することですわよね」
 「しかし、このドラゴンのせいでコボルトがわらわら集まっているのだろう?」
 「ほおっておけば、同じことか。永久にその横穴をふさげるならそうするが、無理だろう」

 扉の奥というのがアンデッドを作っている巣であろうから、どちらかと戦闘しているうちに挟み撃ちになることは確実だろう。どちらと戦闘している内に挟み撃ちになるのががましかと考えると、先制攻撃できるブラックドラゴンから行こうということになった。

 しかし全員で隠密行動をするには、どうにも無理があるのではないかと気づく(スズランのプレートメイルとか)
 やはり隠密行動に長けたケナフ・アーバインが先行し、両方の様子を見て来る事になる。

 再び奥の扉をアーバインが先行し聞き耳すると、ぶつぶつとこの間コボルトが話していたのと似ている言葉が聞こえる。(話しているのは竜語ですが、アーバインは竜語を話せないためこのような表記になっています)
 トリモチなど音を立てずに扉を固定できれば、挟み撃ちの時間が稼げただろうが無い物はしかたがない。挟み撃ちは覚悟で、不意打ちできるブラックドラゴンにケナフ・アーバインの二人が挟撃位置まで隠密行動し、先制攻撃の一打目を叩き込んだら、全員全力移動という段取りの元、戦闘開始
      
マップ:中央に膝まで浸かる深さの水溜りがあり、そこにブラックドラゴンが寝ている。(水溜りは移動に2マス掛かる。シフトは2マスシフト能力を持っていれば可能)
敵:ブラックドラゴン*1 
イニシアティブ:ケナフ23 エミアス20 Bドラゴン18 アーバイン13*1 スズラン13*2 ズローエフ10 アーニャ4   
戦闘:
不意打ちR アーバイン、トリックストライクでの攻撃は不発。その代わり遭遇が終わるまでアーバインの攻撃がヒットするたび目標を望むように1マス動かすことが出来る。アクションポイントを使いピアッシングストライク。対象が寝ているので「とどめの一撃」効果でクリティカル扱い。対象を1マスずらし水から引きずり出す。

1R目 ケナフ、アーバインと挟撃位置につきツインストライクでクリティカル。片方の武器の攻撃が外れた瞬間、Bドラゴンの尻尾が鞭のようにうなりダメージと1マス後退。
 エミアス移動のみ、
 Bドラゴン 翼を広げドラゴンの咆哮(対意志)アーバイン・ケナフ朦朧化する。アクションポイントを使い、アーバインに両方の爪でひっかき攻撃。シフトし挟撃位置をはずす。
 アーバイン、朦朧化中行動不能。
 スズラン、疾走し戦線に到着。Bドラゴンをマークする。
 ズローエフ、移動し奥の扉のあるほうに松明をなげる。(現在明かりはケナフ手元と、枝分かれした通路の足元にある松明)
 アーニャ 移動のみ。
 後続組はブレスを警戒して、細い通路から視線を微妙にはずした位置取りになる。

2R目 ケナフ、朦朧化中行動不能。
 エミアス、ランスオブフェイスで攻撃命中、スズランの攻撃ロールに+2
 Bドラゴン、5マス噴射ブレス(対反応)ケナフ・アーバイン・スズラン・エミアス回避、移動して行動終了。(行動終了時、ケナフ・アーバインの朦朧化解ける。命中判定−2はセーブで解除可能)
 アーバイン攻撃不発。(命中判定のセーブ失敗) 
 スズラン、Bドラゴンをマークしアクションポイントを使いレイディアント・デリリウム使用(対反応)突撃不発。ダメージ半減でBドラゴンに幻惑状態(スズランのターン頭まで攻撃が1行動のみになる。)シールディングスマイトでの攻撃ははずれ。ケナフにディヴァイン・メトルで+4修正つきセービングスローを与える(命中判定のセーブ成功。マイナスなくなる)
 ズローエフ、移動して呪いドレッドフル・ワードで攻撃成功。Bドラゴンダメだしされる。アクションポイント使いエルドリッチブラストでの攻撃ははずれ。
 アーニャ、正確さのワンド起動。アクションポイントを使いアイシー・テレイン(命中+11)冷気攻撃と伏せ状態になる。(戦闘的優位状態。命中判定+2)続いて、レイオブフロストがクリティカル。ダメージと減速状態(移動速度2)がさらにプラスされる。
 現在Bドラゴンについている効果は「減速」「伏せ」「幻惑」「マーク(スズラン)」「呪い(ズローエフ)」

3R目 ケナフ、挟撃位置に移動し攻撃(挟撃の効果は累積しない)命中した攻撃でBドラゴン重傷状態突入。
 Bドラゴン割り込みでブレス吐く。スズラン、アーニャ、アーバインが対象。アーバインにダメージ(酸ブレスは通常のダメージと継続ダメージが入りACが4悪くなる)
 エミアス、シールド・オブ・フェイスで全員のACを+2した後、アーバインにヒーリングワードでHP全快。
 Bドラゴン、立ち上がるで行動終了。
 アーバイン、攻撃不発。(命中判定のセーブ失敗)
 スズラン、シフト後アイバイトで攻撃。
 ズローエフ、エルドリッチブラストでの攻撃不発。
 アーニャ、スコーチングバーストで攻撃。アーニャ終了時、通路奥で扉が開く音がする。
 コボルト*3竜司祭*1が増援として、移動開始。

イニシアティブ:ケナフ23 エミアス20 Bドラゴン18 アーバイン13*1 スズラン13*2 ズローエフ10 アーニャ4 増援3
 
4R目 ケナフ、攻撃クリティカル2回目。
 エミアス、増援の方へ移動しランスオブフェイス不発。
 Bドラゴン、アーバインに攻撃。アクションポイントを使い周囲2マスが暗闇になる。
 アーバイン、クラウドオブダークネス発動(まっくら返し)によりBドラゴンもアーバインを見ることができなくなる。完全遮蔽のまま攻撃(命中-5)ははずれ。(命中判定のセーブ成功。マイナスなくなる)スズラン、挟撃位置だったであろう場所まで移動(今回、判断力難易度13で場所を覚えていたと処理)シールドオブプロテクション発動(次ターン頭まで+5のダメージ減少)
 ズローエフ、通路側に移動。アーニャ、Bドラゴンのいたエリアにスコーチングバーストは不発。
 コボルト*1・竜司祭*1移動、
 コボルト*1移動シフトしてアーニャに攻撃はずれ。 
 コボルト*1移動してアーニャに酸の玉を吐くが不発。

5R目 ケナフ、攻撃クリティカル3回目。Bドラゴンかなりダメージいってる感じ。
 エミアス通路のコボルト*1に対しランスオブフェイスでの攻撃クリティカル。攻撃ロール+2アーニャに。
 Bドラゴン、完全遮蔽状態でブレスを吐くが不発。Bドラゴンの発生した暗闇が解ける。
 アーバインの攻撃命中。アーバインの発生した暗闇が解ける。
 スズラン、攻撃するも不発。Bドラゴンの尻尾攻撃は鎧にはじかれる。レイオンハンドでアーバイン回復。
 ズローエフ、移動してエルドリッチブラスト不発。
 アーニャ、通路に向かってサンダーウェブ(対頑健)コボルト*2にダメージと3マス後退。コボルト*2重傷状態。シフトして行動終了。
 竜司祭*1モラルチェックをしコボルトのHPが5点上昇する。移動してブレス。アーニャとエミアス対頑健は回避したので、ダメージ半減
 コボルト*1移動し攻撃はずれ。

6R目 ケナフ、攻撃クリティカル4回目。Bドラゴン、コボルト・竜司祭の目の前でズゥンと切り伏せられる。
 戦意喪失したコボルトを掃討し、竜司祭は話を聞くため捕虜とする。戦闘終了

戦利品:Bドラゴンの身体(色々な魔法材料が取れる。部位についての詳細は後日、マスターから説明)
 260gp(古金貨)300sp(銀貨)ヒーリングポーション*2 オグルパワーガントレット*1(1日1回攻撃ヒット時にダメージ+5筋力・運動判定+1)
                
個人的戦闘感想(byなおなみ)
posted by たきのはら at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『関守峠の番人は』その5:番人の正体

 このゾンビやらワイトは、新たにアンデッドを作成する儀式で再び出てきているのではないか。と解ったが、制覇したところには儀式めいた部屋がなかったことから奥を目指す。始めの部屋に戻り、右側の扉を知覚の高いケナフ・エミアスが聞き耳するが特に物音は聞こえない。アーニャに拾った小石にライトを掛けて貰いケナフ・アーバインが隠密で先の通路を探索。

 その後も、警戒しながら進むが前回の最終到達地点までは敵もでなかった。大広間をぬけた先に木製の扉がある。
 罠らしきものはないがドアノブが腐食していることに気づく。錆びているというよりは、酸で溶かされたようにただれている。錬金術的なものか、モンスターの体液的なものか不明だが、いまもドアノブにこびり付いている。
 
 この跡から探索すると足跡らしきものがあることがわかる。どうやら大型の4足獣の濡れた足跡のようだ。この情報から思い当たる事はないか考えていたアーニャの血の気が引く。

 「エミアスさん。この間倒した竜司祭、あれ酸を吐いてましたわよね」
 「ああ、たしか吐いておった…が。まさかのう」
 「私が知るところだと、コボルトというものは若いドラゴンを神様として崇め、ドラゴンの血に目覚めるものもあると聞いたことがあるんだが。つまりあなたの予想ではこの足跡はドラゴンのものではないかということか?」
 「私が思いつく可能性のひとつとして…ですけれども。ドラゴンだとしたら酸を吐くものはブラッグドラゴンですわね」

 とアーニャがつぶやき、どのような能力があるのか説明する。やっかいなのは、命が危険に曝されるとブレス袋が最充填しその場でブレスを吐くことと、周囲に暗闇を生み出し、生み出した本人以外のすべての視線を遮ることか。

 「雇い主、これは明らかに我々のもらえる報酬に見合うものではないと思うが」
 「ま、確かにのう。しかし、どうなっているのか位はきちんと知っておきたいのう」

 なんにせよ偵察だけはしようということになり、少し離れたところで我関せずといった感じのアーバインに、

 「とりあえず余り問題はないということになったので、ちょっと見て来てくれないか?」
 「ああ。まったく問題ない」
 「ただ、酸のブレスを吐くやつには気をつけろ。羽はあるかもしれないがここは地下だから余り気にすることもないだろう」
 「三本のかぎ爪にも気をつけたほうがいいな」
 「あとはーいきなり闇が発生して見えなくなるかもしれないが、それはドラウも馴染みがあるだろうし大丈夫だろ」
 「…ということがあるかもしれませんので用心なさって下さいね」
 「まあ、危なそうじゃったら全員で逃げるしかないんで早く戻ってくるんじゃぞ」

 口々に言われる言葉に口を挟もうとしたが、つかつかとケナフがアーバインに歩み寄り、

 「今まで出しゃばって悪かった。やはり斥候は本職がやるべきだ」

 この言葉で何を言っても無駄だと悟ったのか、気配を消し扉の奥に消えていった。

 扉を開けると酸の臭いが鼻についた。所々湿気が満ちていて、自然洞窟に近くなっている。広い通路が続き、左手に枝分かれした自然洞窟の入り口があって、一部の岩があちこちこすれており地面には黒いウロコが散らばっていた。
 周りの岩の崩れ具合からしても、ドラゴンが入るにはずいぶん狭い通路を無理矢理通っているらしい。
 奥を見ると、広い空間が見え湿気が増している。

 これは元からあった洞窟と塔の地下が掘り進めるうちに繋がったと考えるのが自然か。
 広い通路を先に進むと扉が見え行き止まりになっていた。再び戻り、狭い通路の奥からはかすかに寝息が聞こえるのを確認し、元の場所に戻った。開口一番、

 「この奥にはブラックドラゴンがいる。そして奴は今寝ている」
posted by たきのはら at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 猛き大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする